Asa 『Asa』

 
Asaの「Fire on the Mountain」をラジオで聴いて久しぶりにタワーレコードに足を運んだが、CDをみつけるのに時間がかかった。まず、R&Bの棚に行ってAの棚をみてもCDはみつからない。店の端末でWorldの棚に在庫があると確認。Asaがどこの国の人か調べてみると、プロフィールは次のように書かれていた。

ASA(アシャ)
1982年生。ナイジェリア人の両親の元、パリで生まれ、2歳の時にナイジェリアのラゴスに戻り、現在も在住。
“アシャ”とは「小さいハヤブサ」の意のニックネーム。「しゃべる」より「歌う」ことが好きで、いつも即興で歌を作っていたという少女時代を過ごす。18才から音楽学校でギターを学ぶ。レコード・コレクターの父親の影響で、幼い頃から、マーヴィン・ゲイ、ボブ・マーリー、ニーナ・シモン、アレサ・フランクリンなどのソウル・ミュージック/R&Bやジャズやレゲエ、フェラ・クティ、キング・サニー・アデなどのナイジェリア音楽を聴いて育つ。http://plankton.co.jp/asa/

「そうかナイジェリアか」とアフリカの棚をみても、CDはみつからない。「それならプロに任せよう」とレジのところに立っていたお兄さんに尋ねてみたが、やはりナイジェリアの棚にはない。最終的に、より詳しい店員さんがフランスの棚にあることを教えてくれた(位置を完全に把握していた。すごい)。

結局のところ、フランスのレーベルからCDを出していたのがフランスの棚にあった理由だけど、ナイジェリアをルーツに持っていてナイジェリアに在住、英語とナイジェリアの言葉で歌っているAsaがフランスの棚にあるのには釈然としない(シャンソンを歌っているわけでもないし)。国をまたいで育ったり移動したりCDを発行したりする人が増える中で、ワールドミュージックの定義もあやふやになっていくのかな、と思えたのでした。CDはとてもよかった。移動中によく聴いてます。

music, 2014年09月17日

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